半減期の求め方

テグレトールはてんかん発作などに効果が高い比較的古くから使用されているお薬です。
てんかん発作を抑えるには長期間の服用が必要となるため、最近ではネット販売でも簡単に入手できるようになりました。しかし、ネット販売で簡単に入手できるようになったからといって、使用に際しては医師の指示がまるで必要が無くなったというわけではありません。テグレトールはその半減期が個人差が大きくばらつきがあるからです。半減期とは血中の薬剤濃度が最高値となってから半分になるまでの時間のことですが、テグレトールの場合、5-26時間と非常にばらつきが大きいのです。これは、投与初期には血中濃度が比較的高くなってしまい過剰投与になるリスクが高くなりますが、投与を続けると徐々に血中濃度は低下し、投与量に血中濃度が比例するようになるためです。

さらにテグレトールは飲み合わせに注意を払う必要があります。飲み合わせが悪いと急激に血中濃度が高まるために、副作用が強く出てしまう事があるからです。特に飲み合わせに注意しなければならないのはグレープフルーツです。薬剤とは異なり日常的に食べられる食品なので、忘れてしまいがちになる傾向があります。グレープフルーツ以外には抗真菌薬ポリコナゾール、肺高血圧症治療薬タダラフィルがこれらの作用を引き起こすために併用が禁止されています。

ネット販売で入手できる薬品が安全だから簡単に入手できるわけではありません。テグレトールの場合、このような過剰摂取による中毒症状を引き起こす危険があるために、必ず医師の指示に従い適切な処方量を見極めながら使用する必要があります。また、使用を中止する際にもいきなり薬を断つのではなく徐々に服用量を減らしていくなどの指示を医師から受ける必要があります。